長い期間コツコツと制作を進めてきたゲームが一瞬にして水の泡に……
なんてことになったら、制作意欲が一気になくなってしまいますよね。
制作中というわけではなく、完成したものであっても、
非公開だったり公開終了していたりすると、
制作した自分自身でさえ二度とプレイできないというのは
切ないものがあります。
実は、10年ぐらい前、「あの日の君に捧ぐ」以前に
1つだけ完成させた作品がありました。
ツクールではなくコミックメーカーというツールで、
色々と未熟な点もあったものの、
「初めて作品を完成させることができた!」ということで
だいぶ思い入れの深い作品であったと記憶しております。
しかし、そんな作品も、もはや手元には残っていません。
覚えているのは突如起動しなくなったパソコンを前に呆然としていたことだけ。
……前置きが長くなりましたが、そのような事態を避けるためにも
こまめにバックアップをとっておくことが大切でしょう。
とはいえ、「こまめにって一体どのぐらいの頻度?」とか
「あっ、バックアップ取るの忘れてたけど、まあ明日で良いか」とか
ぐだぐだ考えてしまって、バックアップをずるずる先延ばしにしてしまっては
元も子もないですし、精神衛生上も良くありません。
ということで、「あの日の君に捧ぐ」の制作時に利用していたのが
Dropboxというツールです。
プロジェクトファイルをDropboxフォルダ内に作成しておけば
自動的にDropboxのWebサイトと同期してくれるので、ずぼらでも忘れっぽくても安心。
「あの日の君に捧ぐ」制作中は幸いなことにパソコンが壊れるようなことはありませんでしたが、
いざというときのために、これからも活用していきたいと思っております。